ビッグメガネ那覇の沖縄ブログ

沖縄は、日本一白内障が多いというのに、好天でもサングラスを掛けていない人、けっこう居ますよね。目は大丈夫かな、と心配になります。

サングラスは、元々の語源で分かる通り、日差しや照り返しから眼を守るための保護メガネのこと。色付きレンズが登場するずっと前からありました。こんなやつ(^^)v　遮光器です。

現代のサングラスについては、ひと昔前なら紫外線をカットすればOKでした。ところが今は、紫外線以外の、人体に悪影響を与える様々な波長を用途に応じてカットしてくれる機能サングラスが主流になっています。というか、太陽光の分析と人体に及ぼす影響が判明してきたんですね。

※眩しさを抑えてくれるモノ
※特定波長をカットするもの
※反射光をカットするもの
※紫外線で色が変わるもの

おおまかに分けると色付き、遮光、偏光、調光となります。用途に合わせて使い分けるだけでなく、それぞれを度付きにする方も多くなりました。しかも最近は、色のつかないサングラスもあります。ＬＥＤをはじめ強い光に昼夜さらされる現代ではメガネとサングラスの境界があいまいになっています。

※無色なのにサングラス
※高エネルギー可視光線カット
※ブルーライトカット
※近赤外線カット
※コントラストくっきり
※夜間運転用
※各種スポーツ専用
※弱視・色覚異常対応

恐るべき進化だと思いませんか。そのためニーズに合致した機能レンズを入れたオーダーメイドサングラスを作る方、増えてますよ。

ちなみにサングラスという商品は、ブランドによる価格差がとても大きいです。そこで、サングラスを選ぶときは、タグをチェックしてください。品名が「サングラス」ならば間違いないです。

消費者庁家庭用品品質表示法の表示手引きによると「サングラス」には定義がありました。

「サングラスとは；屈折力がいかなる経線においてもマイナス0.125ディオプトリから0.125ディオプトリまでの範囲内であり、かつ、任意のいかなる二経線間の屈折力の差が0.125ディオプトリ以下であって、平行度が0.166ディオプトリ以下のもの」とあります。

要するに、ゆがみが少なく地面が歪んで見えたりしないってことです。レンズの品質が保たれているよ、ということです。

偏光サングラスにも定義がありまして、偏光度90％以上、偏光軸のズレ15度以下のものが「品名　偏光サングラス」となります。

そして、これらに該当しないものが「品名　ファッショングラス」です。ここに値段の差が表れます。サングラスとしての品質保証がされていない、第三者機関の審査を得ていないわけですから、商品として粗雑なものが紛れ込んでも不思議ではありません。

もちろん、ファッショングラスとして販売されている中にもレンズ交換を前提とするのか、フレーム品質が良いものもあります。見極めが大事ですね。


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