最近増えている「眩しい」にはワケがある。不調の無限ループを防ごう!

BIG MEGANE

2022年06月28日 18:31

以前より「眩しさ」を強く感じるようになったという人、最近急増しているようですね。眼科さんによると「羞明」(しゅうめい)と言う目の病気の一種だそうです。

昼間の明るさや夜のヘッドライトなど、ふつうはなんとも思わない程度の光すらに「眩しさ」を感じてしまいます。

■眩しさを強く感じる原因は?
※光の屈折率を調整する角膜がうまく機能していない。
※水晶体が濁って光を乱反射させてしまっている。
※光の量を調節する瞳孔が正常に機能していない
※網膜が傷ついたために光を乱反射させてしまう。
※目に異常はないが、視神経に問題が発生している。

その結果、何が起きるかというと、だいたい次の三つです。

1.目に入る光の量を調整できない
瞳孔を開いて光を取り入れ、反対に絞って光が眼に入る量を調整する虹彩(こうさい)が正常に機能せず、瞳孔を縮めることができなくなると、余分な光が目に入り込み、痛いほどの眩しさを感じてしまう。

2.目に入る光が乱反射する
正常な状態だと光は眼の奥にまっすぐに届くのですが、ドライアイで涙の量が減ったり、傷ついた網膜や、白内障による水晶体の濁りのせいで光が乱反射すると眩しく感じます。

3.網膜や視神経に問題ありかも
網膜や水晶体に異常がないのに、通常の光を眩しいと感じる場合は、視神経が原因かもしれません。目の奥に痛みを感じたり、充血・かすみなどがあれば眼科受診をおすすめします。

原因の見当はついたとしても、では、なぜ、そうなったか、が気になりますよね。日常生活が原因で羞明になった場合、次のようなケースと対策が求められます。

パソコン・スマホの見過ぎ
長時間、パソコンやスマホを見続けている人は要注意。仕事で1日中パソコン作業している人は、ディスプレイと眼との距離を40cm以上離して、ブルーライトカットのメガネを使ってください。さらに、1~2時間に一回ほど、小休憩を取り眼を休ませてください。

睡眠不足や慢性疲労
睡眠不足や疲れが溜まる生活を続けていると視覚過敏となり、まぶしさを強く感じる症状が現われる場合があります。毎日忙しいのは分かりますが、身体を労わる時間も必要です。散歩や運動など、気分転換できる時間を持ちたいですね。

コンタクトレンズの使い過ぎ
コンタクトレンズは、眼が乾燥してドライアイになりやすいのは事実です。コンタクトが涙を吸い取ったり、蒸発させたり、ドライアイになると眼が傷つくことがあります。点眼薬、室内の湿度管理、そして瞬きを意識的に多くするようにしてください。

生まれつき瞳の色が薄い人も
ブルーやグリーンの瞳の欧米人が眩しさを感じやすいのはご存じですよね。日本人でも薄い茶色の瞳を持つ方は虹彩の色素も薄いため、眩しさを感じやすいんです。外出時は、サングラスでカバーするとよいですね。

眼が疲れると、脳が疲れます。
脳が疲れると、体が疲れます。
体が疲れると、心が疲れます。


そして始まる不調の無限ループ

眼の健康を守ることは、生活全体のバランスを整えることに繋がります。

真っ白い紙を、妙に眩しく感じる
対向車のライトで周囲が見えにくい。
夜の路面がギラついて景色がぼやける。
白内障手術したら蛍光灯が眩しくなった。
スマホ、タブレットが眩しい。
日陰の照り返しでも眼をあけられない。


眩しさの感じ方は、人それぞれに違います。ビッグメガネ那覇では、お客様の眩しさ対策には、どのようなレンズがベストか、ご提案できますので、どうぞ気軽にご相談ください。


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