メガネのレンズ、交換したらいくら?

ビッグメガネ那覇が販売するメガネフレームはすべて、非球面レンズをセットした価格を提案しています。

あ、いま、「非球面って何???」って思いませんでしたか。

「メガネは、度数が合ってればいいんじゃない? それ以外に何があるの?」

あるんです!

レンズの違いなんて、どこがど~違うのか、分かりにくいですよね。でも、レンズは設計の仕方によって見え方には大きな違いが生まれるんですよ。

度数はあってるはずなのに、なぜか見えにくさを感じる、という場合は、おおもとのレンズ設計が個々人の視えにマッチしていないのかもしれませんね。

■球面と非球面レンズの違い

レンズの種類はとても多く、一言では説明できません。
例えばホヤさん。
メガネのレンズ、交換したらいくら?


ということで今回は、特定の距離のみに合わせた単焦点レンズについてご説明します。

そもそもレンズとは、凹凸により機能を発揮します。凹凸によって光が屈折し、レンズの真ん中(凸)から離れるに従い、曲がり方が変化します。これを「収差」(見え方のズレ)と呼びます。

この収差をより少なくするために生まれたのが非球面設計のレンズです。球面レンズに比べると、周辺部の厚みが少なくなっています。このため、球面設計よりも収差(見え方のズレ)が少なくなります。

また、両面非球面設計レンズというのもあり、より一層、収差を少なくすることも可能です。レンズが厚くなる度数の方、乱視が強い方にはおススメです。

このように、同じ度数のレンズなのに見え方、感じ方が違う原因には、メガネフレームのサイズや、焦点距離差もありますが、レンズ設計の根本が違っているせいかもしれません。

■ビッグメガネ那覇のレンズ価格

非球面レンズはプラスティック製ですから、耐用年数は約2年と言われています。車のヘッドライトと同じく劣化するんですね。車なら、磨いてしまえばある程度復活しますけど、メガネレンズは無理。コーティングが剝がれたり傷ついてしまいます。

メガネ本体に問題が無ければ、レンズを交換するのもありですね。というか、2年ほど経つと人の眼も変化しますから、視力や白内障の有無などをチェックしたほうが良いです。

参考までに当店の基本的なレンズ交換費用をご紹介しますね。 

非球面 1.6 一組 4200円(HOYA)
非球面 1.67一組 6400円(HOYA)
非球面 1.76一組 15400円(東海光学)

非球面 1.60 UV420 7400円(HOYA)
非球面 1.67 UV420 9600円(HOYA)
非球面 1.76 UV420 18600円(東海光学)

メガネとレンズのセットをUV420にグレードアップした場合
1.6 プラス 4200円
1.67 プラス 6400円
1.76 プラス 12000円

なお、ビッグメガネでは、UV400ではなく、早くからUV420をおススメしてきました。400~420のHEVとよばれる高エネルギー可視光線は、人の眼にとても有害だと科学的に証明されているからです。

参考 なぜUV420なのか(三井化学株式会社)

しかし中にはUV420を謳いながらも、機能が伴わないレンズも出回っていますので、要注意。気になる方は、当店で簡単にチェックできます(^^)v



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